しろくまの日記

しろくまがが綴る、ありのままの日記。

転職経験せっかくなので忘備録

わたしはこれまで2回転職を経験し、現在3社目である。

1社目はマーケットリサーチを行っている会社のデータ部門、2社目は中規模ベンチャーの事業会社のマーケティング、3社目はわりと大手の事業会社のマーケティングというキャリアである。

1回目の転職の時は右も左もわからず、とりあえずネットで調べた会社に数社面談に行き、紹介されるがままに履歴書を出し、面接を受けて、たまたま良い会社から内定をいただけたので無事に入社。

いま考えると、転職エージェントの質はとても微妙だったと思う。そういうものなのかしらと思って当時はあまり気にしていなかったが、最初に内定くれた微妙な会社に入社させるべく結構クロージングされたし、履歴書や面談も添削・フィードバックもほぼくれなかったし、面接対策もうす~いマニュアル本のようなものを渡されたのみ。むしろよく内定もらえたな。

2回目の転職の時は、たまたまだが転職エージェントは使わず、Linkdin経由で連絡がきた会社に興味をもち選考に進んだところ内定をもらえ、とても良い会社だったので転職を判断した。1回目の時のように複数数あたって内定出たところにいくスタイルではなく、1か0かの勝負だったので結構面接対策を時間をかけて行った。複数社平行して受けているとなかなかその会社独自の面接対策はやりにくいものだが、その時は1社のみだったので、そういう意味では全力投球できてよかったと思う。

1回目の転職活動と2回目の転職活動を振り返って感じているのは、「転職活動における事前準備の重要さ」である。私は2回目の転職活動当時お付き合いしていた方が、たまたま元転職エージェントのトップセールスマンだったため、転職エージェントは使わないものの、ラッキーなことに結構がっつりいろいろと教えてもらった。書類の書き方へのフィードバックから人事との駆け引き、面接官の事前調査についてなど多岐にわたるが、中でも一番大きかったのが面接対策だと思う。

面接対策とは、その名のとおり面接に備えて行う事前準備のことである。転職理由、キャリアの軸、新卒入社した会社の転職理由、自分の強み弱みなど、予めマストでおさえていく質問に対して、回答をしっかり構造的に作りこんでおく。そしてそれを暗記するまで頭にたたきこみ、トークの練習をする。カンペを見なくてもすらすらと、自分の言葉で自然に話せるようになるまで練習する。これだと、されどこれが大きな差になる。

よっぽど頭にいい人でない限りは、いきなり聞かれた質問に対して構造的にわかりやすく返すのは結構難しい。それをあらかじめ用意しておくだけでも、大分大きな違いになる。

ある程度やれば身につく一方で、そこまで面策対策をしっかりしてくる人は少ない。なので、しっかり事前準備をしておくだけでも大きな差になるのだ。

転職において、これまでやってきたキャリアや今もっているスキルはもちろん大事だけど、それと同じくらい、その素材をどう活かすかも大事であると感じた出来事。